著作権に関するQ&A

著作権に関するQ&A・著作権に関するQ&A・著作権に関する質問・疑問をクレア法律事務所の弁護士がオンライン上で回答しています。

自身が創作した著作物の譲渡を検討しています。譲渡後も、著作物の使用は続けたいです...

1 はじめに 著作権の対象となる著作物は、データの形で存在することがあります。そうすると、通常の動産(例えば車など)と異なり、著作権を譲渡した後も、譲渡人の手元に著作物がデータとして残ることがあり得ます。 また、著作物を創作をした者からすると、自分が創作した著作物は自分が使い続けるのが当然と考える傾向があります。 以上からすると、著作権譲渡後も、譲渡人が、譲受人の許可なく、著作物の使用を続けて...

公表されている情報を解析して、解析結果を公開するサービスを検討しています。著作権...

1 はじめに 公表されている情報に創作性がありそれが著作物に該当する場合、それを複製することや、公衆送信することは、著作権者の許諾がなければできないことが原則です。このため、解析結果の一部に、著作物の一部が含まれる場合には、それを公開することは、著作権者の複製権や、公衆送信権を侵害することになります。 例外的に、著作権法では、他人の著作物を利用することができる場合を、権利制限規定として設けて...

当社では、マーケティングの一環として、当社が提供しているサービスに関連するブログ...

著作権法では、職務著作として、会社に著作権が帰属する要件として、「その法人等が自己の著作の名義の下に公表する」ことが求められており、執筆者の表示があると、原則として、その著作権は執筆者に留保されていると解釈されます。 しかし、裁判例の中には、個人が会社の機関として、会社内部の役割分担として原稿を執筆していると認められる場合には、個人の氏名表示も法人内部の職務分担表示であり、著作物に対する著作権は会...

当社では、3Dプリンタを用いて、利用者の持ち込んだ物を3Dデータ化し、そのコピー...

権利者の許諾なく行う次の3つの行為について、知的財産権侵害の可能性を検討する必要があります。(1)物から3Dデータを作成する行為(2)3Dデータを他人に譲渡する行為(3)3Dデータから立体物を製造する行為 解説 1 著作権 (1)物から3Dデータを作成する行為 著作物の3Dデータを作成する行為は、著作物の再製にあたるので、複製権侵害となります。 もともと2次元の著作物を3Dデータにする行為も、複製...

当社はインターネットニュースサイトを運営しています。大手新聞社等のニュースサイト...

他社サイトのニュース記事の見出しを無断でコピーして自社ニュースサイトに表示することは,場合によっては不法行為にあたり,損害賠償責任を負う可能性があります。 解説  同様の事例を扱った過去の裁判例をご紹介します。  あるニュースサイト運営者は、大手新聞社のニュースサイトの見出しをコピーして,自社の提供するサービス(1行ニュースを自社及び自社の顧客のサイトに表示させるサービス)で表示させていました。こ...

当社がホームページに使用している写真画像には,被写体が着ている衣服にキャラクター...

「付随対象著作物の利用」といって著作権法違反にはなりません。 解説  「付随対象著作物」(著作権法30条の2第1項)にあたるのは,次の要件を満たす場合です。 写真,録画,録音の方法であること 撮影した写真やビデオに他の作者の著作物が写り込んでしまい,又は録音した音楽に他の作者の音楽が録り込まれてしまい,その分離が困難であること もともと撮影した写真,ビデオ又は録音しようとした音楽の構成において,...

プログラム等従業員が創作した著作物の著作権の帰属

従業員が創作した著作物の著作権については,著作権法15条2項により,(1)法人の発意に基づき,(2)従業員が,(3)職務上作成するものであれば,会社が著作者になります。 職務発明のように,発明を行った従業員から使用者が権利を承継するものではなく,当然に使用者が著作権者になるため,著作権法に「相当の対価」を支払べき旨の規定はありません。 著作権法15条2項(職務上作成する著作物の著作者) 法人等の発...