先物取引

先物取引

商品先物取引(ガソリン,灯油)に関する裁判例

適合性原則説明義務先物取引

最近は原油の値動きが盛んですね。以前にもそんな時期がありました。そこで,その頃のガソリン,灯油の先物取引に関する裁判例(東京地裁平成20年6月30日判決)をご紹介します。 まず事案の概要ですが, 当時63歳の個人(原告)が,新日本商品株式会社(被告会社)に委託して,約5か月間にわたって,ガソリンや灯...

先物取引

外国為替証拠金取引(FX取引)と裁判管轄

先物取引金融商品取引法

インターネットを利用して外国為替証拠金取引(FX取引)を行っている方も多いのではないでしょうか。 FX取引は,少額の証拠金で,レバレッジをきかせて,より大きな金額の取引を行うもので(今は倍率規制もなされましたけど),ハイリスク・ハイリターンの先物取引といえます。以前は野放しなところもありまし...

先物取引

先物取引の初心者保護・悪質業者の手口

適合性原則先物取引

先物取引という取引は,複雑で,リスクも大きい取引です。   商品先物取引法215条は,「商品先物取引業者は,顧客の知識,経験,財産の状況及び商品取引契約を締結する目的に照らして不適当と認められる勧誘を行つて委託者等の保護に欠け,又は欠けることとなるおそれがないように,商品先物取引業を行わ...

先物取引

金の先物取引被害と白金の先物取引被害

先物取引金融商品取引法

最近は,金の価格が目立った動きをしているせいか,金の先物取引を巡る被害相談が増えているように感じます(少なくとも当職のところに来る相談としては増えています。)。加えて,金(ゴールド)の先物取引をやっている方は,業者から白金(プラチナ)の先物取引も勧められることが多いようにも感じます。   ...

先物取引

先物取引被害と消費者契約法③

消費者契約法先物取引

前々回と前回の続きです。   今回は,消費者契約法により契約の取り消しを主張するのはいつまでか,というお話をします。 この点については,消費者契約法7条1項が定めています。「追認することをできる時から6箇月間行わないときは,時効によって消滅する。」「当該消費者契約の締結の時から5年を...

先物取引

先物取引被害と消費者契約法②

消費者契約法先物取引

前回からの続きです。先物取引被害に適用される消費者契約法についてのブログです。 <不利益事実の不告知> 消費者契約法4条2項は,事業者が消費者に対して,重要事項やそれに関連する事項についてその消費者の利益となることを告げ,かつ,当該重要事項について消費者の不利益となる事実を故意に告げなかった場合には...

先物取引

先物取引被害と消費者契約法①

消費者契約法先物取引

「必ず儲かります」「絶対に値上がりします」「絶対損はさせません」「元本保証です」などいう言葉を担当者から聞いて先物取引に勧誘された方もいらっしゃるのではないでしょうか。 しかし,このような言葉を用いることが自体が違法といえます。今回はそういう行為を規制する法律のうち消費者契約法についてお話を...

先物取引

先物取引等において金融商品取引業者が説明義務を負う理由

説明義務先物取引金融商品取引法

<説明義務について> 証券取引や先物取引などにおいて金融の素人である顧客と金融業者との間で紛争が生じた場合,一番問題となってくると言って過言でないのが,説明義務違反の有無です。良心ある顧客であれば,当初受けた説明の範囲内の損失については甘受しようと考えるのですが,当初受けた説明と違う結果が生...

不当勧誘

違法な金融商品取引事例(違法な勧誘~不招請勧誘~)

不当勧誘先物取引金融商品取引法

平成23年1月から,「商品先物取引法」が施行されることとなりました。この商品先物取引法は従来の商品取引所法の名称が変更となったものですが,この商品先物取引法において新設された規定(214条9号)として「不招請勧誘の禁止」というのがあります。「不招請」は「ふしょうせい」と読みます。 <商品先物...

先物取引

無許可(無登録)で商品先物取引業等を行う者の名称が掲載されました

先物取引

平成23年8月29日,経済産業省及び農林水産省のホームページで「無許可(無登録)で商品先物取引業(商品先物取引仲介業)を行う者の名称等について(平成23年1月1日以降、警告書の発出を行った無許可(無登録)業者)」というタイトルの案内が出されました。 http://www.maff.go.jp...

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違法な金融商品取引事例(無断売買②)

先物取引

前回のブログでは無断売買の話をしましたが,今回は無断売買の実例として野村證券株式無断買付事件(東京地判平成6年8月29日)をご紹介します(先物取引事例ではないです。)。   本件は,X(女性)が野村證券経由で購入した株式の一部について,Xの委託に基づき買い付けたものかどうかが問...

不当勧誘

違法な金融商品取引事例(無断売買①)

不当勧誘先物取引金融商品取引法

頼んでもいない商品を買ったと言われ,しかもそれで損失を受けたとなれば,納得がいかないのは当たり前です。 今回は,違法な先物取引の事例として,「無断売買」を取り上げます。 無断売買とは,金融商品取引業者が顧客の同意を得ずに,その顧客の計算(つまり,顧客の損得)により取引を行うことをいいます...

先物取引

金の先物取引

消費者契約法説明義務先物取引

最近は金の価格が上昇していますね。 もしかしたら覚えてらっしゃる方もいるかもしれませんが,平成17年12月に金が大暴落したことがありました。今回紹介する事件はそのときにまつわるものです。     Xは株式の現物取引はあったものの商品先物取引の経験のない当時64歳の男性でした。平成...