行動観察からのヒント

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11月20日、、(社)日本マーケティングリサーチ協会のアニュアル・カンファレンスがありました。

https://www.jmra-net.or.jp/conference/index.php

基調講演の松波晴人さん(大阪ガス行動観察研究所)の紹介された事例が興味深かかったのでメモも兼ねて紹介します。

高齢者世帯の行動観察

自ら望んで(楽しそうに)お金や時間を費やしている対象は、ペットの学習塾、孫へのお祝い、近隣へのお手伝いやおすそ分けであった。
ここから、高齢者の求めていることは、利他的な貢献による自己充足感
であると仮説する。
すると、
高齢者自身の利便性を高め、或いは楽しむという訴求方法の他に、高齢者の利他的行動に訴求する商材やサービスのマーケットが成り立つということになる。つまり、ここにビジネスチャンスがある。

中国人富裕層の日本における行動

日本に来る前、来てからもSNSを使って親類知人に日本にいることをアピールしている。このため、これらの者から買い物を頼まれている旅行者が多い。購買対象となる買い物リストは、来日前に詳細に検討されており、完成されている。
このような行動から、中国人旅行者の購買行動に影響を与えるためには、日本国内のメディアで働きかけるのではなく、中国において、日本旅行を企画している人に行うべきであるということになる。
また、購買品目が多いので、旅行者本人の興味範囲の対象となる商品以外のお土産について、旅行者からリストを貰ってそれを取り纏めて引き渡すことによって、旅行者の滞在中の時間的余裕を作るビジネスモデルが成り立ちそうだと仮説する。

こんなヒントから、新しいビジネスプランを考えてみるのも良いと思います。
思いついたらFounder Institute でメンターレビューを受けることもおすすめしたい (^^)/

Category:最近の話題

TAGS:マーケティングリサーチ , 行動観察

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古田利雄>
古田利雄

主にベンチャー企業支援を中心に活動しています。上場ベンチャー企業、トランザクション、NGC、Canbas等の役員もしています。

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