ベンチャーサポート研究会

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9月17日,渋谷にある東京中小企業投資育成株式会社8階にてベンチャーサポート研究会のシンポジウムが開催されました。

今回は「VBにリスクマネーが流れるために」というテーマで,司会は当事務所代表弁護士 古田利雄,パネリストとして城西大学准教授 太原正裕氏,レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役社長 藤野英人氏,経済産業省新規産業室長 吾郷進平氏,有限責任中間法人日本エンジェルズフォーラム代表理事 井浦幸雄氏,株式会社キャンバス 加登住眞氏,ウィルキャピタルマネジメント株式会社代表取締役 古我知史氏を迎えて,パネルディスカッションを行ないました。

非常に多くの方が聴講に参加しており,当初予定していた会場では間に合わず,会場を広げる必要性があったくらいです。
18時30分過ぎ,開会の挨拶に始まり,第一部は上記パネリストらによるパネルディスカッションでした。まずはリスクマネーの定義から始まり,欧米との比較で,なぜ日本ではリスクマネーが少ないのかという話を皮切りに,パネリストらの有意義なディスカッションが始まりました。そして,日本においてリスクマネーを増やすために政府がなすべきことや民間でなすべきことなどについても熱い議論が繰り交わされました。
最後には,「もし自分が何でも決められる独裁者になったら」という問いかけに対して各パネリストの方々の政策が披露されました。
年金基金の5%をベンチャー投資へ(古我氏)、エンジェル税制による税額控除枠を1億円へ(井浦氏)、相続税特例によって世代間資産移動を図る(藤野氏)など、それぞれ独創性のある大変興味深い提言でした。

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