グローバリゼーションの実感

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今朝、事務所でメールを開いたら、ポーランドのロースクールの学生から、「この夏、是非クレア法律事務所でインターンをしたい。自分の英語は流暢で、民法、会社法の基本は押さえている。必ず貴事務所にも貢献できると思う。」といメールが来ていた。

インドの大学院生をインターンにするプログラムに応募したこともあるので、このポーランドの人を採用してもいいかなとも思う。
そのうち、プラハ辺りに遊びにいくかもしれないし。

10時からの打合せは、アジアでアグリ系ビジネスを展開したいという相談だった。
相談者は、女性で、そのドメインに知見のある知人がパートナーになっているというが、海外ビジネスに飛び込む度胸には感心。

11時30分からは、インドやフィリピンで、日系企業の現地社員向けに教育研修をしたり、日本と海外のビジネスマッチングをしている人と情報交換とランチ。

昨日、事務所のブログで、ビットコインの法律関係についての説明を載せたので、それを読んだ金融系の知人からBCアジア展開についてのメッセージも頂いた。

当事務所も、11人の弁護士のうち、英語で普通に仕事ができる弁護士が2名、なんとなく仕事ができるけど時間がかかる弁護士3名となっている。

数年前から、「そろそろ外にでなくちゃ」と思っているが、そろそろ本当に重い腰をあげるべきか?

他方、和僑会、知人、弁護士仲間から情報を得たり、海外の弁護士事務所にたまに遊びに行ったり、海外ヨットレースで登録や契約或いは紛争をしてきたが、何でも日本のようにルール通り、約束したとおりに進まないところが多いので、いまさら面倒な思いをしてまでやりますか?と自分に聞いてしまう自分がいた。

しかし、この調子で、グローバル化していくと、日本にいたってどうせ巻き込まれていくだろうと思う。

どの国に行くか? と考えると、過去の体験を踏まえた消去法になってしまうが、それはあまりよいやり方じゃないと思う。改めて情報収集して、どこだったら、自分たちが貢献できるか=バリューを出せるかをよく考えないと。

Category:最近の話題

TAGS:グローバリゼーション 海外展開 海外ビジネス

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古田利雄

主にベンチャー企業支援を中心に活動しています。上場ベンチャー企業、トランザクション、NGC、Canbas等の役員もしています。

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